ニートから就職出来る!仕事が怖いを克服するためのステップ3つ!?
現代において、ニートと呼ばれている人は
年々増加傾向にあります。
「何故あの人は働かないのか」
「いつまで親のスネをかじっているの?」
と思う方もいるかもしれませんが、
ニートと言われている方、全員が
働く意欲がないわけではありません。
ニートの方にとって社会に出るというのは
本当に大きな一歩となるわけで、
前を向きたい気持ちはあっても
不安な気持ちの方が強く、
なかなか一歩が踏み出せないという方が
少なくありません。
では、ニートの方が仕事をする上で、
その不安感や恐怖を取り除いていくには
どうすれば良いのでしょうか?
ニートが感じる仕事の不安や恐怖に打ち勝つための3つのポイント
ニートの方が仕事をする上で大事なのは
様々な不安や恐怖に打ち勝つことです。
そのためのステップは、
大きく分けて3つになります。
1)どの部分に恐怖を感じるのかを知る
仕事が怖いと一言で言っても、
その理由は様々なものがあります。
まずはその原因を突き止めましょう。
代表的なものとして、まずは
「人間関係や労働環境が合わないこと」
が挙げられます。
人間関係や労働環境は実際に働かないと
見えない部分でもあるので、
新卒や転職する人にとっても
かなり怖いポイントのひとつです。
実際にこれらの問題が原因で仕事を
辞めてしまった方も少なくありません。
人間関係や労働環境が悪い会社は
いわゆるブラック企業と呼ばれています。
なので、今現在、ブラック企業と
言われていない会社から
選んでいかなくてはなりません。
(それでもまだ公に出ていない
ブラック企業も多いのですが…)
ただこれらの情報は就職相談機関が
たくさん持っているので、
そちらを参考にしてみると良いでしょう。
就職相談機関については後述します。
また他にも
「消極的になってしまって
自分に自信が持てないこと」
も挙げられます。
社会から離れていると、
人に評価してもらうこともなくなってしまい、
次第に、自分自身に自信が
持てなくなってしまいます。
そうなると
「こんな自分が面接なんて無理だろう」
と思ってしまい、
就職に消極的になってしまいます。
この場合は、
とにかく面接の練習をすることです。
あらゆる質問を想定して、
何度も練習を繰り返すことで、
少しずつ自信を取り戻していきましょう。
なかなか一人で練習することは
難しいかもしれませんので、
ご家族やサポート施設など、
協力してもらえる方がいれば、
協力を頼んでみましょう。
また、面接の中でも特に聞かれたくないのが
「ニートとして過ごしていた時間のこと」
ではないでしょうか。
社会から離れて特に何もしていないのに、
そのことを突っ込まれると、
きっと動揺してしまうことでしょう。
ですが、悲しいことに、この質問は、
ほぼ確実にくると思っておきましょう。
なので、事前に答えを用意しておくことが
大事です。
もちろん、空白期間が長いなどの理由で
不採用になることはないので、
そこは安心してください。
もし答えが思うように用意できない場合は、
就職相談機関に相談してみるのもオススメです!
2)仕事についての考え方をプラスに変える
仕事と聞くとマイナスな印象を
抱きがちですよね。
そしてそれが就職に恐怖を感じる原因にも
なってしまいます。
なので、仕事についての考え方を
変えていきましょう。
まず大前提で頭においてほしいのは
「就職することは怖いことではない」
ということです。
確かに最近ではサービス残業は当たり前、
死にたくなるくらい辛いという話も
耳にしますよね。
ですが、数多くある企業の中で、
全てがそんな会社というわけではありません。
また他にも面接について、
マイナスな印象を持つ方も多いですが、
こればかりは避けられないものです。
「何を聞かれるかわからない」
あるいは
「圧迫面接されたらどうしよう」
という恐怖・不安もあるでしょう。
確かに、昔は
圧迫面接を敢えて行う会社がある
という話もありましたが、
正直そんな面接方法をしてくる会社は
ほぼブラック企業と思って良いです。
そう考えると、面接は会社が
どんな雰囲気なのかを知るヒントにもなるので、
ぜひ、前向きな気持ちで挑んでください。
また、職場の上司が
怒鳴り散らしているイメージを
持っている方もいらっしゃるかもしれませんね。
確かに、テレビ番組などの再現VTRとか見ると、
そんな印象を持ってしまうのも
無理はありません。
もしかすると、以前、働いていた時に、
そんな上司の下で働いた経験のある方も
いるかもしれませんね。
しかし、現在は、
パワハラも声高に言われる時代ですので、
怒鳴り散らすような上司は、あまりいません。
またそれと同時に、上司に無理難題を
押し付けられることもあるのではないか
と不安に思うかもしれません。
繁忙期になると、そういったことも
あるかもしれませんが、
最近では残業しない程度の仕事量にするなど、
ワークライフバランスを見直す傾向にあります。
なので、
徹夜で仕事をさせられる…
というようなことは、
よほどのことでもない限り、ありません。
色々と述べましたが、
それでも肌に合わないことも
出てくるかもしれません。
その時は、
「潔く辞めて良い」
と思っておきましょう。
「そんなことしたら迷惑がかかる」
と思うかもしれませんが、
大事なのは自分自身であることが大前提です。
社員を大事にできない会社は、
いずれ人も離れていきます。
なので、そこは遠慮なく
辞める!
と思っておくと、気張り過ぎずに
仕事について考えやすくなるのでは
ないでしょうか。
3)就職するために一歩踏み出す
これらのことを踏まえ、
いざ就職へ一歩踏み出してみましょう!
ある程度恐怖心が取り除かれていれば、
視野も広がって、
色々と行動を起こしやすくなります。
その方法としてオススメなのは
アルバイト経験を積むことです。
将来、正社員になると考えているなら、
短期でのアルバイトの方が
スムーズに事を運べます。
まずは働いて生きながら、
少しずつ自分に自信を取り戻し、
自分でも社会に出て働けるというのを
実感することが大切です。
「正社員希望なのに
アルバイトなんて遠回りだ」
と思わず、まずはここでしっかりと
仕事の感覚を取り戻しましょう。
これらのステップを踏めば、
次第に就職することに
意欲が湧いてくることでしょう。
これでニート生活から脱出!就職活動を成功させる秘訣をズバリ!?
いざ就職活動をスタートしようとなったら、
やはり成功させたいですよね。
では、成功させるポイントを
ここでご紹介いたします。
まず一番大事なのは
”生活リズムを整える”
ことです。
その中でも大事なのが
”睡眠”
です。
当然ながら、ほとんどの一般企業は
朝から仕事が始まります。
なので、もし、これまで夜に起きて
朝に寝るような生活をしていた方は、
夜寝て朝起きるという生活リズムに
戻すようにチャレンジしましょう。
朝型にしておかないと、
日中は集中力が切れてミスを連発したり、
寝坊したりと悪影響を及ぼすことにも
なりかねません。
そのため、まずは徐々に
”朝型に戻す”
ことを意識しましょう。
そして大事なのは
”3食、しっかり食事をする”
ことです。
特に朝食は1日のエネルギーを
作るので欠かせない食事です。
しっかり朝起きて、
ご飯をしっかり食べる生活に
していきましょう。
そして生活リズムを整えながら、
次にやっておきたいのが、
”就職をサポートしてくれる機関を
チェックすること”
です。
特に有名な機関として、
「ハローワーク」がありますね。
ハローワークは厚生労働省が
管轄している公的機関で、
求人を紹介するだけではなく、
相談やセミナーへの案内などもしてくれます。
また、雇用保険などの手続きも
こちらで行うことができます。
ちなみにハローワークが行っているセミナーは
履歴書の書き方、面接のポイントまで
行っていますので、機会があれば、
一度、受けてみてはいかがでしょうか。
そうしていくことで、
ニート生活が長い人でも、
就職のイメージが具体的に
湧いていくことでしょう!
また、最近注目されているのが
”地域若者サポートステーション”
です。
いわゆる”サポステ”と呼ばれていますが、
こちらは厚生労働省から委託された会社や
NPO法人が担当しています。
こちらもセミナーなどが多く行われている他、
職業体験や実習、資格取得、
サポートステーションなども
あったりしますので、より就職に近づくのに
最適な場所と言えます。
また、就職した後もサポートしてくれるので、
職場に定着させたい方にもオススメです!
いよいよ準備が整ってきたら、
企業を選定していきましょう。
今、目星をつけている企業が
自分に合っているのかをしっかり調査します。
どんな企業理念があるのか、
労働環境はどんなものなのかを調べ、
その企業が自分にとって適しているところかを
見極めていきましょう。
そして希望する企業に対して、
とにかくやる気と熱意をアピールしていきます。
私も過去に、職場でパートの方を
雇うことになった時に、
採用側のお手伝いをしたことがありました。
やはり、応募者の中には
空白期間がある方もたくさんいました。
その時に懸念されたのは
”モチベーションがあるのか”
ということでした。
辞めてしまうのは、
肌に合わなかったりすることもあるので、
ある程度想定は出来ますが、
やる気やモチベーションがないのは論外です。
何故ニートになってしまったのかということ、
どんな気持ちで仕事をしたいのか
というのは、
しっかり答えられるようにしましょう。
しかし、どんなに準備をしても
就活が一発でクリア出来ないことも
当然ながらあります。
書類選考で落とされた、面接で失敗したなど
理由は様々なものですが、
それもまた1つの経験です。
不採用になったからといって落ち込まず、
次に縁のある会社を探そうという気持ちで
就活をしていきましょう。
引きこもり必読!ニートにおすすめの頼れる就職相談機関まとめ!?
では最後に、ニートでも安心して利用できる
就職相談機関についてご紹介いたします。
是非これらの機関を利用して、
就職に繋げていきましょう。
①ハローワーク
やはり定番のハローワークは手堅いです。
先程も少しご紹介しましたが、
こちらでは求人紹介だけではなく、
セミナーや職業訓練なども行ってくれます。
そしてハローワークを利用するなら、
まずは受付で求職者登録をしておきましょう。
ここに登録しておくことで、
求人応募や相談などができるようになります。
全国的に設置されている機関なので、
まずはこちらをチェックしてみましょう。
②地域若者サポートステーション
いわゆる「サポステ」と呼ばれている機関です。
こちらでは15~39歳の方を対象にした機関で、
仕事をする上での不安や悩みも
しっかり聞いてくれます。
また、職業訓練や体験をはじめ、
脱ニートができるサポートを
手厚く行ってくれます。
勇気を出して一歩踏み出そうと決意した方は、
こちらも是非チェックしてみてくださいね。
③ジョブカフェ
こちらは都道府県が主体となって
活動をしている機関です。
対象年齢は15~34歳ですが、
場所によって異なるので、
自分が住んでいる地域の対象年齢は
事前にチェックしておきましょう。
こちらでも職場体験をはじめ
様々なサービスを提供しています。
また、ハローワークと併設されている所もあり、
そこでは求人紹介も行われています。
ハローワークだと気後れしてしまう方も
気軽に立ち寄れるような場所となっています。
このように、ニートの方を対象にした
就職相談機関は数多くあります。
最近ではニートの方へのサポートも
注目されるようになっており、
多くのニートの方が利用しています。
なので、
「自分は、ニートだから恥ずかしい…」
などとは思わずに、
堂々とこちらの機関を利用してみてください。
まとめ
今でも世間では「ニート」と聞くと
嫌な印象を持たれてしまう傾向にあります。
ですが、実際には、
仕事をしたくてもできない方が多く、
なかなか内定に漕ぎ着けずに苦しんでいる方が
たくさんいるのが現状です。
それに加えて、
世間からの冷たい視線に耐えられなくなり、
引きこもってしまった…という方も。
ですが今ではニートの方を
サポートしてくれる機関もたくさんあります。
まずは、仕事に対する不安感や恐怖を克服し、
勇気を出して行動に移すことが大事です。
焦らずゆっくりと、自分のペースで
就職に向けて頑張っていきましょう!