気になるギモン!リンスとコンディショナーの違いって一体何なの!?
女性にとって、髪の毛は
とても大事な部分ですよね!
キレイな髪の毛の人を見かけると、
つい、目で追ってしまったりしませんか!?
私は、美容師をしていますが、
やはり、髪の毛をきれいに保ちたい
というお客様がとても多いですね。
そういったお客様からの相談や質問の中でも、
リンスやコンディショナーについて
聞かれることが多く、それだけ、多くの方が
リンスとコンディショナーの使い方などに
関心を持たれていると感じています。
しかし、今は、様々な情報が
多く出回っているせいか、
間違った使い方をしていたり、
中には、そういったことを知らずに
使っているお客様もいらっしゃったりして、
いろいろとお話を聞いてみて、
びっくりしてしまうことも多々あります。
リンスやコンディショナーは、
髪の毛にどのような効果があるのか、
効果的な使い方は何なのか
といったことは、意外と誰に聞けばよいかわからず、
個々の解釈で使用してしまっている方も
少なくありません。
そうなると、せっかくの良い商品でも、
間違った使い方をしてしまい、
期待するような効果が発揮されないこともあります。
そこで、今回は、
リンスやコンディショナーの違いや
正しい使い方についてまとめてみました!
意外と知らない!?リンスやコンディショナーの正しい使い方とは!?
シャンプーをした後は、リンスをする…
というのは、一連の流れで、
多くの方が、実際に行っていると思いますが、
あなたはいかがですか?
ドラッグストアなどのお店に行って、
シャンプーのコーナーを見渡すと、
「リンス」「コンディショナー」「トリートメント」
といった分類で販売されている商品が多いですよね。
今、あなたは、何を使っていますか?
実は、実際に使用している“リンス”
“コンディショナー”“トリートメント”が、
どんな効果があるのかをわからずに使っている…
という方が、結構、多くいらっしゃるんです。
実際、さらに分類わけするとするなら、
「リンス・コンディショナー」
と
「トリートメント」
の2つに分けることができます。
その違いというのは、
「リンス・コンディショナー」は、
髪の毛の表面をコーティングして、
ツヤや手触りをよくするもの。
「トリートメント」は、
髪の内部に栄養分を浸透させて、
ダメージケアをメインとした働きのもの。
となります。
つまり、リンスを使っても、
コンディショナーを使っても、
“髪の毛の内部の補修はできない”
ということになります。
更に深くリンスとコンディショナーの違い
として見てみると、
実は、両方の規定の定義…
というものはないんです。
それぞれのメーカーの判断で、
どちらの言葉を使用するか
ということになります。
ただ、最近では、コーティング剤としても、
様々な成分が配合されるようになり、
昔は、“リンス”というのが一般的だったのが、
時代と共に、さらに商品開発が進み、
今では、“コンディショナー”という言葉が
一般的になりつつあるので、
“コンディショナー”と言われるものの方が
より効果的な印象が強い…と感じる方が
多いのではないでしょうか。
それぞれの種類の違いが分かったところで、
次は、正しい使い方についてご紹介します。
使い方によって、効果も変わってきますので、
ぜひ知ってほしい手順です!
シャンプーの後に使用する
“リンス・コンディショナー”ですが、
シャンプーのように、
“根元から毛先までつける”
という使い方をしていませんか?
もし、そうしている!という場合は、
今日からやめましょう!
先ほどもお話したように、
リンスやコンディショナーは、
“髪の毛のコーティング効果”
のあるものです。
それを、髪の毛の根元からつける…
ということは、毛穴にもついてしまいます。
シャンプーで、毛穴から髪の毛全体の汚れを
落としたばかりなのに、
毛穴にコーティング剤がついてしまうと、
また、毛穴に詰まってしまいます。
これは、髪の毛が、
“健康的に生えてこない原因”
にもなってしまいます。
そして、髪の長い方は、
経験したことがあるかもしれませんが、
髪の毛のダメージや絡みは、
どこが一番ひどいですか?
毛先ではないでしょうか?
実は、髪の毛の根元は、
生えてきたばかりなので、
健康でキレイなのです。
そのため、必ずしもコーティングをする必要は
ありません。
更に、薄毛で悩んでいたり、
髪の毛のボリューム感が欲しい…
という方の場合は、特に、
髪の毛の根元をコーティングすることで、
重みが出てしまい、ボリュームダウンの原因にも
なってしまいます。
「リンス、コンディショナーの正しい使い方」は
1)シャンプー後に、軽く水気を切る。
2)リンス、コンディショナーを
髪の毛の中間から毛先にもみ込む
3)馴染ませた後、ヌルっとした感覚が
なくなる程度にお湯で洗い流す。
ポイントとしては、
“髪の毛の中間から毛先につける”
ということと、
“洗い残しがないように十分に流す”
ことです。
一時期、流しすぎない方が効果がある
と言われていたこともありますので
お客様の話を聞いていると、
リンス、コンディショナーをした後、
あまり流していない…という方も
いらっしゃいます。
しかし、流し残しは、肌荒れの原因になったり、
悪臭の元になる場合があります。
流しながら、髪の毛を触り、
ヌルっとした感覚がなくなるのを目安に流すと、
乾かした時にサラッとした仕上がりになります。
知らなきゃ損する!リンスとコンディショナーの順番はどっちが先!?
お客様の話を聞いていて、
「リンスとコンディショナー、
両方を使っています」
というお話を聞くこともあります。
たしかに、リンスとコンディショナーの
違いを知らなかったら、
両方使ったほうが効果がある…
と思ったりしてしまうかもしれませんよね。
でも、前でご紹介したように、
リンスとコンディショナーは
ほぼ同じものですので、
“両方使う必要はない”
ということを分かっていただけると思います。
もし、あなたが、リンスとコンディショナーの
両方を使っていて、
順番はどっちが先がいいのかな?
と思っていた場合は、
“どちらか片方で良い”
と分かっていただけたのではないかと思います。
もし、併用する場合は、
「トリートメント」
と、
「リンス または コンディショナー」
なら、それぞれの効果も違いますので、
併用する意味はあるかもしれません。
ただ、最近は、トリートメントの中にも、
コーティング効果のある成分を
含んでいるものも多くありますので、
トリートメントだけを使用している場合でも
単体で十分に効果的なんです。
また、もし、トリートメントと
コンディショナーを併用する場合は、
トリートメント → リンス・コンディショナー
の順番で使用するようにされてください。
トリートメントを髪の内部まで浸透させて、
内部に入った成分をリンス・コンディショナーで
閉じ込める…というようなイメージです。
市販の商品を見ると、
リンス・コンディショナーを通常使いして、
週に何度かトリートメントを使用すると効果的
という商品を見かけますが、
もし、ダメージが気になる場合は、
リンス・コンディショナーは使用せずに、
毎日トリートメントを使ってもOKです。
美容室で販売しているサロン用のシャンプーは、
ほとんど、シャンプーとトリートメントの
セットで販売されています。
毎日トリートメントを使用する場合は、
内部に浸透してくれるので、
しっかり流しても効果が失われることはありません!
まとめ
今回は、リンス・コンディショナーの違い、
そして、正しい使い方などについて
ご紹介しました。
いかがでしたでしょうか。
思ってたとおりでしたか?
もしかしたら、
意外と知らずに使っていた
と思ったりされたりしていませんか。
今、あなたが使用しているものは、
“リンス”“コンディショナー”あるいは、
“トリートメント”なのかをきちんと確認して、
今回、ご紹介したような使い方で、
使われてみてください。
もし、これまで間違った使い方をしていた
という方は、正しい使い方をすることで、
きっと、今までと違った効果を
感じてもらえると思います。
今回の記事が、少しでも参考になれば
うれしいです。